チームふくしまプライド。とは

地域ごとに変化に富んだ、豊かな気候風土。
おいしさはもちろん、安心・安全への取り組みへの生産者たちの、日々たゆまぬ努力。
たくさんの手間と、たっぷりの愛情を
うけた、逸品。そのひとつひとつに、
生産者の誇りが詰まっています。
「チームふくしまプライド。」は、
誇りを持った生産者と彼らを応援する人々が集うファンクラブです。

【コンテンツ】

誇りを持って生産に取り組む農業や漁業の生産者、それを調理する料理人、それらを支える地域の人々など、福島の食を取り巻く魅力的な人々に出会えるイベントやツアーに関する情報をまとめています。
離れた場所から、福島の美味しいものや、想いの詰まった食材を買いたい方へ。福島の美味しいものがオンラインで買えるショップの情報をまとめています。
福島の魅力的な素材を活かして、新しい商品やツアー企画を考えるための、プラットフォーム「OPEN! ふくしま」を運営しています。福島を盛り上げるための魅力的なアイディアを一緒に考えてみませんか?
生産者インタビューやイベント参加者のレポートなど、チームふくしまプライド。を取り巻く人々による様々なよみものをご覧いただけます。

【私たちの想い】

豊かな食体験は、豊かな人生を作ります。
あなたの記憶に残っている食のエピソードは何でしょうか?幼稚園の芋ほり体験で、一生懸命に引っこ抜いた泥だらけのさつまいも・・・
初めてのデートで、ちょっと背伸びして予約したレストランのディナー・・・
被災して家に戻れず、寒空の下で皆で飲んだ暖かいお味噌汁・・・脳裏に浮かんでくる景色は様々だと思いますが、多くの人は、「その時に食べた物」だけでなく、「何を話したか」「誰といたか」「どんなシチュエーションだったか」も、合わせて思い出されるのではないでしょうか。記憶に残る食体験というのは、多くの場合「食べ物」だけでなく、「人」や「体験」や「ストーリー」が必ず存在しています。「美味しいものを美味しく食べたい」、「食を通して人生を豊かにしたい」と思った時に、私たちは、ただお金を払って食べ物を享受する、イチ消費者のままではいられないのです。

そこで、私たちが考えたのが、「食のファンクラブ構想」による食文化の変革です。

何かを好きになる、ファンになるということは、それだけで、日々の生活に彩りを与えてくれるものです。そんな体験を、「食」を通してできたら素敵だと思いませんか?

このファンクラブに入ると、一流の生産者さんと一緒に農業体験やものづくり体験をしたり、みんなで知恵を出し合って世の中を驚かすヒット商品を共同開発したり、畑で一流シェフの料理を楽しむ「畑レストラン」ツアーに優先参加できたり、あなたの人生を豊かにする、人との出会いや体験の機会が待っています。

「そうやって色んな人と出逢ったり体験をするのは楽しそう。でも、なんで福島なの? 福島の何がすごいの?」

その答えはかんたんです。

福島は、「食文化の変革を起こすのに、圧倒的に良い条件がそろっているから」です。

変革を起こすには、3つの条件が必要と言われています。

1つ目は、十分な数の、良質な人材が揃っているということ。
2つ目は、何が何でも動かなければならない、切迫した理由があること。
3つ目は、目指す夢に共感してくれる仲間がいること。

まず、福島は魅力的な人材の宝庫です。農家、漁師、料理人、加工メーカーなど、食の様々の分野で、強いこだわりを持ち、良いモノづくりのための努力を怠らない「職人」が溢れている地が福島です。

いわき市で野菜を育てている『ファーム白石』の白石長利さんは言います。

「人と人をつなぐ農業ということなら、誰にも負けません。生産者同士はもちろんですが、野菜を食べてくださる方もみんなでつながって、新しいコミュニティを作り上げていきたい。農にはそれができます。農業体験を1000人規模でやったら絶対面白いと思う。うちみたいに小さな農家だからこそ、それができると思っています。」

福島市で桃などの果樹を育てている『古山果樹園』の古山浩司さんは言います。

「農業は、『天・地・人』とよく言いますね。桃は自然が育てるんです。私がしているのは、桃を甘くしてくれる自然の声に耳を傾けて、そのとき自然が要求していることをタイミングよく工夫して手助けすることです。私にとって、桃農家は天職です。家が果樹園をやっててくれたことに、本当に感謝してます。」

同じく福島市で米農家を営んでいる『カトウファーム』の加藤絵美さんは言います。

「田んぼに出て、さあっと吹き抜ける風を感じられて、毎日本当に幸せです。だからかな、農家って結構打たれ強いですよー、何されても平気、っていうか。変な人ばっかり(笑)
毎日の日常が、とっても楽しいですよ。震災後、もちろん大変なことはいっぱいありましたし、もう福島でお米続けられないのかなって思ったこともありましたけど、苦労を嘆くよりは毎日の楽しいことを見つけていった方が幸せじゃないですか。」

会津若松市で野菜を育てている『人と種をつなぐ会津伝統野菜』会長の長谷川純一さんは言います。

「もともと、農は生きることなんです。人が生きることで、ストーリーが生まれる。お互いのストーリーでつながっていける。つまり、農を通して、人がつながれるんです。
たとえば、都会で生まれて都会で育つと、田舎がないでしょう。空があって、土があって、自然があって、うまいものがあって、仲間がいて、っていうような。自分が生きるためのストーリーを感じられるような場所が。だから、自分が生まれたところじゃなくていいから、どこかにふるさとを作ってほしい。ふるさとって、待っててくれる人の顔が浮かぶところです。そして、福島ってそういう場所ですよ。」

・・・こんな素敵な人たちがたくさんいるのが福島です。(ちょっと会ってみたいと思いませんか?)

そんな福島は、さらに「何が何でも動かなければならない、切迫した理由がある。」環境におかれています。

これまでは、福島の人は口下手でPRが上手じゃなかったものの、品質が良いので、「知ってる人は知っている」で、なんとかやってこれました。でも、東日本大震災と、それに続く原発事故により、福島の食のブランド価値は一気に崩れ落ち、「誰かがちゃんと伝える努力をしないと、良さに気づいてもらえない」状況となりました。

この切迫した状況で多くの人が立ちあがり、職人気質の農家さんたちが頻繁に自主勉強会を開いたりして、成長・進化を続けています。
最後に、変革がおこる3つ目の条件。それは、「目指す夢に共感してくれる仲間がいること」です。

どんなに優秀な人材がそろい、かつ切迫した状況にあっても、目指す夢に共感し、共に汗と涙を流してくれる仲間(=ファン)がいないことには、大きなうねりは起きません。

私たちの夢は「日本一の食のファンクラブを創り、皆の力で、人々の人生を豊かにする食の在り方を提案し、食文化を変革すること」です。
「チームふくしまプライド。」は、始まったばかりのファンクラブですし、できることもまだまだわずかですが、夢に共感してくるたくさんの素敵な仲間が既に全国に5000人ほどいます。

この、可能性に溢れた福島という地から、共に食文化を変えていきたい。1つ1つは小さなことかもしれないけど、食を通して豊かな人生体験を増やしたい。

その想いに共感していただけたなら、ぜひあなたにも仲間に加わって欲しい。
チームふくしまプライド。は、あなたを待っています。

【問合せ先】

チームふくしまプライド。運営事務局

MAIL:info@team-fukushima-pride.com

 

東京本部(一般社団法人東の食の会内)

〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イースト5階

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