チームふくしまプライド。サイトを公開しました

よみもの

チームふくしまプライド。のサイトをご覧いただきありがとうございます。

運営事務局の小笠原と申します。

本日、チームふくしまプライド。の新しいサイトを公開いたしました。

私たちの想いやこのサイトに関することは、チームふくしまプライド。とはのページをぜひご覧いただければと思います。

第一弾の「よみもの」となるこちらの記事では、サイトで使用している画像に込めた想い、モデルとなっている方々のご紹介をしたいと思います。

「ともだち以上、かぞく未満。」

食べ物の世界では、いつからか、トレーサビリティ(追跡可能性)という言葉がよく使われるようになりました。ふだん、買い物をするスーパーでも、「顔の見える野菜」とか「●●さんの作った~~」という商品が良く見かけられるようになりました。

CSA(community supported agriculture)という、集団で農家を支える活動も、にわかに盛り上がりを見せています。

食品の安心・安全に対する意識の高まりや、食糧自給の課題など、背景は様々ありますが、人々の心の中に「作り手が明らかなものを食べたい」という欲求は高まっています。

親戚が農家をしていて、いつでも新鮮なものが送ってもらえる環境があれば、あまり心配はないかもしれませんが、みんながみんな、そのような恵まれた環境にいるわけではありません。(私自身もそうです)

家族のようにはなれないかもしれないけれど、少し遠くの親戚のような距離感で、生産者の人とかかわることができたら、私たちの食卓はもっと豊かになるんじゃないか。美味しくて、安全なものを食べられるだけではなく、その背景にある想いを知ったり、生産者と交流することで、日々の食の質を高められるのではないか。

そんな風に、生産者と消費者の関係が作れることができればと思い、「ともだち以上、かぞく未満。」というメッセージを込めました。

写真のモデルとなってくれたのは、西会津町の渡部佳菜子さん(めごい菜農園)です。

めごい菜農園公式サイト

「会えば分かる、食べれば分かる。」

生産者と関係を持つことで、自分の生活が豊かになると言われても、いまいちピンと来ない方も多いかもしれません。福島の食の現状についても、特に知りたいと思わないかもしれません。

でも、事実として、福島に来て、福島の生産者と出逢って、これまでの見方・考え方が変わった人、日々の食との向き合い方が変わったという人と、私は数多く出逢ってきました。

実際に福島の生産者と会って、作られたものを食べてみることで感じられることは少なくないと思います。毎日の生活に必然的に付帯する「食」、そして、様々なニュース媒体で目にするであろう「福島」。その現場をもっと知りたいという気持ちがあれば、ぜひ会いに来て、食べてみてください。何かが分かります。

写真のモデルとなってくれたのは、会津若松市の佐藤忠保さん、同じく会津若松市の大友佑樹(ファーム大友)さん、磐梯町の鈴木翼さんです。

佐藤忠保さんFacebookページ
ファーム大友Facebookページ
鈴木翼さんインタビューページ(NIPPON TABERU TIMES)

「おいしいこと、探そう。」

私たちの身の回りには、おいしいものが溢れています。和食に限らず、フレンチ・イタリアン・中華・エスニックなどなど、ありとあらゆる美食を、国内で体験することができます。食べログやrettyなどのサイトを使えば、初めて訪れるお店でも高確率で失敗せずにすむし、クックパッドを使えば、たいていの料理を自宅でつくることができます。(調理の腕はさておき)

もちろん、おいしいものは福島にもたくさんあるし、それらを食べてもらいたい気持ちはあるけれど、私たちは、おいしいものを、ただ食べるだけでなく、体験(こと)として楽しんで欲しいと思っています。

食材が作られた土地の空気に触れる。生産者と触れ合う。食材のことを知り尽くした料理人と対話しながら食べる。作ることや、収穫することに携わる。そして、大好きな人と一緒に食べる。

そういった、体験・体感を通した「おいしいこと」を、ぜひ皆さんと一緒に探していきたいと思っています。

写真は、8月に開催した、旬の桃出荷体験 桃尽くしフルコース満喫日帰りツアーに参加した女性の方に、モデルとなっていただきました。

8月ツアーの様子は、参加者の熊坂仁美さんが動画にもまとめてくれましたので、合わせて紹介させていただきます。

 

 

「誇りを、育む。」

チームふくしまプライド。は、誇りを持った生産者と、彼らを応援する人々が集う福島の食のファンクラブです。

このファンクラブは、生産者⇒消費者への一方的なサービス提供ではなく、共に、より良い食を創るパートナーとしての関係を目指しています。

生産者は、誇り(=プライド。)を持って、生産活動をしていますが、消費者である私たちも、その想いをくみ取った形での応援、誇りを持った消費活動ができるのではないか。そのことを通して、この土地から、誇りを共に育み、拡げていく。少し、抽象的ですが、そのような想いを込めています。

写真のモデルとなってくれたのは、福島市の加藤晃司さん(カトウファーム)です。

カトウファーム公式サイト

今後、ご紹介した生産者さんたちを含めて、素敵な生産者を紹介するインタビュー記事の公開や、彼らと会えるイベントの運営など、サイトを充実させてまいります。

チームふくしまプライド。を、どうぞよろしくお願いします!

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