12月15日(土)に会津若松市のすとう農産さんで「Duck Day」が開催されました!春の会(記事はこちら)に引き続き、今年二回目の開催。田んぼ仕事を終えた、冬のDuckたちに会ってきました!
この日の会津は、時間によっては氷点下と言うこの冬一番の寒さ。そんな中、Duckたちのいる圃場へ向かいます。
いました、Duckたち!!田んぼを守り、お米の収穫を向かえると言う大仕事を終えて、かなり大きく成長していました。
春に見た時はこんなに小さかったのに。
今ではこんなお姿に。
頭の色が違うのは、アイガモのお父さんお母さんがカモとアヒルのミックスだから。小さい時にはあまりわからないですが、大きくなるとこんなにはっきり色が出るのはおもしろいですね!
そして、今日ここに私たちが集った目的は、大きくなったDuckを見ることではなく、捕まえて、命をいただくことです。早速手際よく須藤さんが一羽捕まえました!
Duckを捕まえるコツは、首根っこをヒョイっと持つこと。首を捕まえたら、お尻の部分を抱えてあげれば完璧です!早速参加者のみなさんもアイガモの捕獲を体験します。端の方へ追いやって、後ろから優しくヒョイっとつかめれば完璧です。須藤さん曰く、「優しい心でつかみに行くと、暴れたり泣いたりしない」んだとか。子どもでも簡単につかめていました!
たくさんのアイガモを捕まえた後は、半年以上お米作りのために頑張ってくれたアイガモに感謝しながら、アイガモをいただきます!
今回アイガモのお料理を作ってくださったのは、普段からすとう農産さんと交流のある、レストランポタジエさん。イタリアン式にアイガモをおいしくお料理してくださいました!
アイガモのローストにパイ包みはもちろん、一匹丸ごと使っているからこそ食べられる珍しい砂肝やハツ焼きまで、アイガモに感謝しつつおいしくいただきました。
終盤には、アイガモの出汁で作られたパスタも登場。アイガモに感謝し、アイガモを堪能する一日となりました!
最後に、Duck Dayを開催している須藤さんはこのように言っています。「動物愛護の観点からはアイガモたちは農法で使われるべきではないと思う方もいらっしゃるでしょう。確かにそうかもしれません。私もやはり最後に天国に連れていかなければならない時は悲しいです。それでもアイガモたちに助けてもらってできたお米は味が凝縮していて美味しい。私は、人間同士だけでなく、アイガモなどの動物や、植物、それらが住む土と頼りあって生きたほうが豊かな暮らしになるのではないかと思っています。」。
Duck Dayは2019年も続く予定です、ぜひご注目ください!